一般住居にしても店舗にしても、外から見て一番目に留まるのが外壁です。
そのため、外観を大事にするのであれば、いつも外壁はきれいな状態を保ちたいものです。
さらに一歩進んで、より自宅をおしゃれにしたり、お店のアピールをしたりするために、外壁にアートを施すことができます。
そこで注目されているのが、「wall art」「外壁アート」と呼ばれるものです。
実際にどんな形で外壁アートがなされ、どんな利用シーンがあるのかをチェックしてみましょう。
外壁アートを依頼する時のデザイン決めで、どのような点に注意したら成功するのかも解説していきます。
wall artとは？
wall artとは、外壁に絵を描くことを意味します。
通常、外壁塗装は1色、せいぜい階ごとに色分けをするくらいで、すべての面が同じ色で塗られます。
そこに、絵もしくは文字やロゴを描くことによって、おしゃれな外観に変身しますし、お店や企業の広報、あるいは看板代わりに使えます。
こうしたことから、外壁アートは飲食店やアパレル店などの店舗に多いのですが、最近では個性的な家にしたいという依頼により、戸建て住宅でも施工する例が増えています。
また、アパートに大きくアートを施すことによってデザイン性をアップし、入居率を高める工夫をしているところも見られます。
「アート」と言っているように、wall artでは建築技術だけではなく、美術的なセンスが大いに求められます。
そのため、どの塗装会社でも行っているわけではありません。
むしろ、塗装業者で対応しているところはかなり少ないと言っても良いくらいでしょう。
外壁の塗装は塗装業者に依頼し、絵を描く仕事は看板作成業者など、別に専門の職人に依頼するケースが多いです。
しかし、中には一般外壁塗装の技術を生かしつつ、美しいアートを描ける塗装会社も存在します。
その場合、通常のメンテナンスの一環として外壁の塗装をしつつ、仕上げに外壁アートを描くことになるので、作業の効率が良くなりますし、トータルでのコストを下げられるというメリットがあります。
また、塗料のプロが下地を処理し、絵を仕上げていきますので、外壁アートが長持ちするという利点も生まれます。
外壁アートのデザインを決めるポイント
外壁アートは、決まった図柄の中から選んでデザインを決定することもありますが、たいていは施主様と職人が話し合って、細かくデザインを決めていきます。
まず、ワンポイントにすることで、アクセントを付けます。
あまりにたくさんの絵を入れたり、壁一面に描いたりすると、しつこくなって飽きますし、おしゃれからは遠ざかってしまう恐れがあります。
そのため、1つのテーマもしくはモチーフに絞って、描いたほうが良いのです。
その上で、いわゆる定番のテーマからモチーフを絞り込んでいくと良いでしょう。
人気が高いのは動物です。
ペットとして飼っている犬や猫、鳥などを描きます。
この際、リアルに表情や毛の感じまで描き込んでいくのか、それともシルエットだけにするのかを考えましょう。
あまりくどくならず、かわいらしさが出るということで、シルエットのみを選ぶケースが多い傾向にあります。
動物の他には、植物を希望する人も多いです。
花や木の絵となりますが、ここでもあまりリアルに描くのではなく、インテリア風にデフォルメしたものが好まれます。
絵ではなく、文字やロゴなどを描くこともできます。
玄関に簡単なロゴと名字を入れることで、表札代わりにするというアイディアもあります。
また、アパートや店名の看板、あるいはプレートの周りにアートを施すことで、雰囲気を出し、目立たせる効果を期待できます。
ある程度モチーフを決めたら、どこに描くかも大事なポイントです。
壁のセンターに描くよりも、玄関やポーチの一部分、壁の下のほうなど、人の目に付きやすいところに配置するのがベストでしょう。
中には、ベランダの外壁部分や窓の周りに描くことにより、家全体の形とのバランスを取って、面白いアートとするケースも見られます。
このように、外壁アートはアイディア次第で、いろいろなものを描き、配置していくことができます。
よりおしゃれにするためには、プロのアドバイスを受けながら決めていくのが一番です。
なにより、絵はセンスが大事ですので、実際に外壁アートの実績が豊富で、自分たちの感性とマッチする絵を描いてくれるところに頼むべきです。
e-craftでは、豊富な外壁塗装の技術と感性豊かなセンスを生かして、外壁アートも行っています。
それぞれの家の形状や周りから見える家の雰囲気、外壁と屋根を塗装した際の仕上がりの色との関係などを考慮して、おしゃれなアートを提案します。
しっかりと希望をヒアリングして、お客様の喜ばれる絵を提供できるのが強みです。
通常の外壁塗装にプラスしたいという希望があるなら、e-craftに一度相談してみましょう。
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